東日本橋レディースクリニック

東日本橋にある駅チカクリニックです。診察中には説明しきれない事を中心に女性医療に関する事を書いています。

妊娠中の寝る向きはどうすればいいか

以前、妊娠中に仰向けで寝るか、横向けで寝るかを検討した論文をご紹介しました。

 

https://www.obgyne.work/entry/2019/09/11/073716

 

この論文の中では、仰向けで眠るよりも横向けで眠った方が死産の確率が減らせる、という結論でした。

 

そこで、今回はまた別の論文で、お母さんが寝る向きと赤ちゃんの体重に関するものを見つけたのでご紹介したいと思います。

 

https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2752091

 

こちらの論文では、妊娠28週以降の妊婦さん、1760名を対象に調査しました。

 

その結果、仰向けに寝ている57名(3.2%)の妊婦さんでは平均3410gの赤ちゃんが生まれたのに対して、仰向けではない妊婦さんでは、平均3554gの赤ちゃんが生まれていました。

 

この結果から、妊娠後期において、妊婦さんが眠る時には横向きで寝たほうが、赤ちゃんは少し大きくなる傾向があると言えそうです。

 

前回のブログでも、仰向けより横向きの方が、死産の確率が減る論文を紹介しています。今回の論文でも、やはり横向きの方がメリットが大きそうです。

 

妊娠後期にどちら向きで眠ったらいいか気になる方は、少し気をつけてみてください。