東日本橋レディースクリニック

東日本橋にある駅チカクリニックです。診察中には説明しきれない事を中心に女性医療に関する事を書いています。

緊急避妊薬について

緊急避妊法とは、避妊に失敗した性行為の後、72時間以内に緊急避妊薬を内服する方法です。

 

 

 

避妊に失敗した場合、妊娠の可能性がない、と言える時期はほとんどありません。

 


特に生理不順があったり、最後の生理がいつだったか確かでない場合は、なおさら妊娠の可能性を考えないといけません。

 

 

 

精子の生存期間は1週間近くあり、排卵日の1~2日前までの性行為なら妊娠の確率は3割程度、5日ほど前でも1割程度は妊娠の可能性があります。

 


そのため、避妊に失敗した場合は、緊急避妊薬の服用を考えなければなりません。

 

 

 

この緊急避妊薬を内服することで、排卵を抑えたり、遅らせることが期待できます。排卵前に内服することで、8割の確率でその後5~7日間の排卵を抑えると言われており、その期間に精子が受精能力を失う事になります。

 

 

 

緊急避妊薬は「ノルレボ錠」というもので、避妊に失敗してから出来るだけ早く内服することが必要です。72時間以内の内服が原則ですが、72時間を超えて内服しても、妊娠率を低下させる、という報告もあります。

 


また、同じ月経周期の間に2回以上緊急避妊薬した場合は、月経周期が乱れる可能性がありますが、避妊のためには繰り返し使用することは問題ありません。

 


薬を飲むことで将来の妊娠に対して影響することもありません。

 

 

 

クリニックによっては、なぜ緊急避妊が必要になったのかを細かく聞いたり、中にはお説教する所もあると聞きます、、、

 


私としては、まずは薬を飲むことが大事だと考えているので、細かい理由をお聞きすることはないですし、お説教なんてもってのほかです。

 

 

 

 


一番大事なのは

 


出来るだけ早く飲むこと

 

 

 

そのために、心配であれば早めに受診するようにして下さいね。