東日本橋レディースクリニック

東日本橋にある駅チカクリニックです。診察中には説明しきれない事を中心に女性医療に関する事を書いています。

帝王切開の傷が感染しないように

2013年での日本での帝王切開率は18%と言われています。また、世界的にも帝王切開の比率は3割近くになっています。 帝王切開は赤ちゃんにとってはストレスの少ない出産方法ですが、お母さんにとってはお腹を切ることになるため、負担が大きく、帝王切開率をそ…

入りにくいお店にも入っていこう

入りにくいお店にも入っていこう - 東日本橋レディースクリニック さて、入りにくいお店にも入っていこうシリーズ第二弾 今回は、こちら https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13126408/top_amp/ 前回に比べれば少し入りやすい…

HPVワクチンが不妊症の治療になる可能性

Clinical and prognostic significance of human papillomavirus DNA in the sperm or exfoliated cells of infertile patients and subjects with risk factor... - PubMed - NCBI こちらの論文では、290人の男性を対象にHPV感染と不妊に関する検証をしてい…

性行為の後の出血って大丈夫?

婦人科外来では不正出血で受診される方は非常に多く、そのほとんどがホルモンバランスの乱れであったり、中にはクラミジアや淋病が見つかることがあります。 そんな中でも、子宮頸癌や子宮体癌のように悪いものから出血していることも稀にあります。 そこで…

ニキビ治療が性生活に悪影響を及ぼす可能性

ニキビ治療で塗り薬を使ったりピルを内服する方もいると思いますが、なかなか治らないニキビに対して「利尿剤」というタイプの薬を使う事もあります。 名前としては、スピロノラクトン(商品名としてはアルダクトンと呼んだらします)という薬です。 この薬に…

入りにくいお店にも入っていこう

https://www.obgyne.work/entry/2019/10/27/183002 さて、クリニックの近くにいくつか飲食店があるのですが、どのお店にも行ったことがないので、1つずつ開拓していこうと思います。 今回は上のブログでもご紹介した、さとうさん https://www.google.co.jp/…

子宮内に入れるミレーナについて

今回は、生理痛や生理の量が多い方の治療法となるミレーナについての論文をご紹介したいと思います。 基本的なことはこちら。 生理痛について その4 ミレーナ - 東日本橋レディースクリニック そして、今回ご紹介する論文はこちら。 Treatment of symptomati…

女性型の脱毛症について

男性型脱毛症としてAGA治療というものを様々な広告で見かけるようになりましたが、今回はその女性版ともいえる「女性型脱毛症」に関して説明したいと思います。 男性の場合は、前頭部や頭頂部が薄くなっていくことが多いのですが、女性の場合は、頭頂部の比…

下肢静脈瘤と腹痛の関係

慢性的に続く下腹部の痛みと、デリケートゾーンや太腿の裏に血管が浮き出ている方は、 骨盤内うっ血症候群 の可能性があります。 これは、骨盤の中の血流が悪くなってしまい、その結果として、何カ月も続く慢性的な骨盤痛や血管が浮き出る「静脈瘤」という状…

多毛に悩む方へ

最近では医療脱毛が広がってきていて、多毛の悩む方は減ってきているかと思いますが、どうしても脱毛に抵抗がある方もいるかと思います。 そこで、今回は多毛に関する論文をご紹介したいと思います。 Evaluation and Treatment of Hirsutism in Premenopausa…

子宮腺筋症のコントロールについて

https://www.obgyne.work/entry/2019/10/25/082221 以前、子宮腺筋症という状態について外科的治療に関する論文をご紹介しました。 そこで、今回は内科的な治療に関する説明をしたいと思います。 まず、子宮腺筋症というのは子宮内膜症の一種で、子宮本体が…

卵巣が腫れていると言われたら

お腹が痛みや検診をきっかけに、卵巣が腫れていると言われた方がいると思います。 女性は一生のうちに5~7%の確率で卵巣腫瘍が発生すると言われているため、それほど珍しい状態ではありません。 そして、その治療方針は大きく二つに分かれます。 一つ目は、ま…

子宮の中のポリープは癌なのか?

健康診断などで「子宮にポリープがある」と指摘される方は結構多いのですが、そのポリープには大きく分けて2種類あるのです。 一つは「子宮頸管ポリープ」と言って、腟の奥にある子宮の表面に出来るポリープ。 そして、もう一つは「子宮内膜ポリープ」と言っ…

妊娠したいけど生理痛もつらい

以前、妊娠を希望しているけれど、生理痛が辛い方にデュファストンという薬を継続して内服する効果について解説しました。 https://www.obgyne.work/entry/2019/10/12/180000 今回は、また違うお薬で、ロイコトリエン拮抗薬という薬を紹介したいと思います。…

子宮筋腫の治療法について

健康診断で子宮筋腫があると指摘された方は多いと思います。 統計上は女性の3割近くに子宮筋腫があると言われているのですが、子宮筋腫自体は大きさや位置によって治療法が大きく変わってきます。 そこで、今回は子宮筋腫の治療法について詳しく説明していき…

デリケートゾーンにイボが出来たとき コンジローマかも

デリケートゾーンは比較的、出来物ができやすい部分です。 多くの場合は、毛嚢炎といって毛穴にバイ菌がはいって腫れてしまうケースや、粉瘤といって皮脂がたまる出来物が出来るのですが、中にはコンジローマと言って性感染症による出来物が出来ることがあり…

出産病院を選ぶ基準 出血の点から

妊婦健診をしていると時々「どこの病院がオススメか」と聞かれる事があります。 母体、赤ちゃんの命にとってのベストと言われると、NICUがあって、様々な診療科も揃っている総合病院というのがベストになってきます。 ただ、オススメと言われると、その判断…

妊娠中の薬と子供の発達障害について

以前、不眠や不安障害の時によく使われるベンゾジアゼピン系という薬と妊娠の関係について書いたのですが、今回は同じようにベンゾジアゼピン系の薬や、ベンゾジアゼピン系の薬と似たような作用を持つ睡眠薬と、妊娠の関係について調べた論文をご紹介したい…

腫瘍マーカーで感染症の治療効果を予想する

今回は少し専門的な論文になりますが、興味深いものを見つけたのでご紹介したいと思います。 骨盤内感染症と言って子宮から細菌がお腹の中に入り感染を起こす病気についての論文です。 お腹の中の感染は腹痛や発熱の原因となり、軽いものであれば抗生物質で…

赤ちゃんのために禁煙する方法

以前から喫煙が妊娠に与える影響についてブログに書いてきました。 喫煙が妊娠に与える影響 - 東日本橋レディースクリニック そこで、今回はどうすれば禁煙できるかについて書きたいと思います。 もちろん、シンプルな方法は禁煙外来に通ってもらうことなの…

クリニック近隣のご紹介 パン屋さん

お昼にふらっと散歩している時に、焼きたてのパンの匂いに誘われて見つけたのがコチラ ビーバー ブレッド東京都中央区東日本橋3-4-3 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13215647/ ビルの角にあるこじんまりとしたお店です。 店内が狭いので、一度に…

お産の傷を軽くする方法

経腟分娩をする時、特に初めてのお産の方であれば、どうしても会陰裂傷という傷が外陰部に出来てしまいがちです。 赤ちゃんの頭の大きさに比べて、腟の出口の広がりが足りないために裂けてしまったり、あるいは予防的に会陰切開と言って、切って広げることも…

子宮癌検診で引っかかったら

子宮頸がん検診で 要精査 という結果が返ってきた方は、心配で仕方ないと思います。 そこで、精密検査を受ける前に、検診の結果を詳しく解説したいと思います。 検診の結果の欄に ASC-US LSIL HSIL という見慣れない横文字はないでしょうか。これは、頸癌検…

クラミジア感染症と早産の関係

赤ちゃんが生まれる週数は妊娠37週以降を正期産と言って、赤ちゃんにとってよりリスクの少ない時期として定義されています。 そのため、妊娠36週以前に生まれることを早産と呼び、赤ちゃんにとっては週数が早ければ早いほど、リスクを伴うことになります。 …

クラミジアや淋病の検査、受けていますか?

クラミジア感染症は世界で最も多い性感染症であり、症状が出ないこともあるため、非常に厄介な病気です。 感染したまま放置しておくと、強い腹痛の原因となったり、不妊症の原因になることがあるのです。 クラミジア自体は性行為によって腟の中から感染しま…

お産の後の失禁について

経腟分娩の時に「切開を入れる」というのを聞いたことがあるかと思います。 これは、腟の拡がりに対して赤ちゃんの頭が大きいと、なかなかうまく出てこれないため、皮膚の部分を切開して、出口を広げてあげる方法になります。 経産婦さんであれば、一度赤ち…

ヘルペスの再発予防について

平和島レディースクリニックのブログの方で、妊娠中とヘルペスについて以前書きました。 妊娠中と授乳中の性器ヘルペスについて 妊娠中と授乳中の性器ヘルペスについて - 平和島レディースクリニック そこで、今回はヘルペスの再発予防について説明したいと…

クラミジアや淋病の再検査の大切さ

以前、クラミジアや淋病について平和島レディースクリニックの方のブログで説明したことがありました。 クラミジアと淋菌について - 平和島レディースクリニック そこで、今回はクラミジアや淋病を治療した後のことについての論文をご紹介したいと思います。…

生理痛や避妊に対してミレーナを使った感想

以前、生理痛や避妊に対してミレーナという選択肢がある、というブログを書きました。 www.obgyne.work そして、どうしてもミレーナを入れる時に問題になる痛みについてもブログに書きました。 www.obgyne.work 今回は、実際にミレーナを入れた方々の感想を…

妊娠中のむずむず脚症候群について

・むずむず脚症候群とは 主に脚(人によっては脚だけではなく腰や背中、腕や手に症状が現れる場合もあります)にむずむずする、ぴりぴりする、かゆみ、痛みなどの強い不快感が現れる症状です。 特に夕方から夜間にかけて症状があらわれる事が多く、睡眠不足…