東日本橋レディースクリニック

東日本橋にある駅チカクリニックです。診察中には説明しきれない事を中心に女性医療に関する事を書いています。

ブログ移行のお知らせ

今まで100記事ほど書いてきたのですが、ちょっとブログを移行しようと思います。 というのも、平和島レディースクリニックのブログを書いていた時は、同じくらいの記事数で毎日500人ほどの方に見てもらえていたんですね。 ところが、今は100人程度。 書いて…

妊娠中の盲腸の診断方法

以前、妊娠中に盲腸=虫垂炎になった場合の治療法についてまとめました。 https://www.obgyne.work/entry/2019/10/17/071249 今回は、治療の前の段階の診断方法についてまとめたいと思います。 妊娠していない時には、CT検査で診断を付けることも多いのです…

プロラクチンが高いと、、、

生理不順や不妊治療の検査の中でホルモンの値を調べることが多いのですが、その中で プロラクチン というホルモンの値が高いことがよくあります。 プロラクチンとは、頭の中の下垂体という部分から出ているホルモンで、乳腺を刺激し母乳を出す働きがあるため…

腰痛がビタミンDで改善する?

以前、手術による痛みがビタミンCにて軽快する可能性についてブログに書きました。 ビタミンCが手術の痛みを改善する可能性 - 東日本橋レディースクリニック そこで、今回は同じサプリ繋がりでビタミンDと腰痛に関する論文を見つけたのでご紹介したいと思い…

お題「今日のおやつ」

お題「今日のおやつ」 おやつ、食べないです。 と言ったら身も蓋もないので、今までおやつを食べてきたことを振り返ると、当直中に良く食べていたことを思い出します。 一番勤務が過酷だった時は、朝8時には病院に行き、病棟で入院患者さんを診た後、9時から…

お題「思い出のWebサービス」

お題「思い出のWebサービス」 高校生の頃、@niftyというサービスがありました。 当時はパソコン通信と呼んでいた気がするのですが、インターネットのごく初期の時代で、今のように光回線なんてものはなく、ADSLもなく、純粋に電話回線につないで通信できるも…

お題「これって私だけ?」

お題「これって私だけ?」 小学生の頃、太陽を肉眼で見るのが大好きでした。。。 本当はダメなんですよ、肉眼なんかで見るのは。 でも、なぜか太陽を見るとクシャミが出るんです。 クシャミって出ると少しスッキリするじゃないですか。 だから、小学生の頃は…

クリニック周辺グルメ ベーグル編

時々前を通るといつも行列が出来ていて非常に気になっていたお店に行ってきました。 「123BAGEL」さんです。 tabelog.com ベーグルやサラダが置いてあってランチのテイクアウト専門店です。 お昼ご飯や食べた後に通り掛かったのですが、いつもの行列が全くな…

ビタミンCが手術の痛みを改善する可能性

今回ご紹介する論文はこちら Effect of Intravenous High Dose Vitamin C on Postoperative Pain and Morphine Use after Laparoscopic Colectomy: A Randomized Controlled Trial 2013年から2014年にかけて、大腸癌のために腹腔鏡手術を受けた20歳から75歳…

クリニック周辺グルメ 定食屋さん

以前、クリニックの近くのお店を紹介した時には見つけてなかったのですが、すこし歩いたところに美味しそうなお店を見つけました。 tabelog.com 山形県の自然食材を生かしたカフェ定食をだされている「フクモリ」さん。 しかも日替わり定食が「山形ハーブ鶏…

性格が変わる卵巣腫瘍

今回は 性格が変わってしまう卵巣腫瘍 について説明したいと思います。 正直、私自身は10年以上産婦人科医をしていて、診たことがありません。 学会や論文で、そのような卵巣腫瘍がある、という話を聞くレベルにとどまっていて、もし関わることがあれば、診…

過活動膀胱が性機能に及ぼす影響

トイレが近くなる過活動膀胱という状態 - 東日本橋レディースクリニック 以前、過活動膀胱という状態について説明しました。 今回は、その過活動膀胱と性機能障害について書きたいと思います。 まず、性機能障害とは性交時の痛み、腟の痛みを伴う痙攣、性欲…

過敏性腸症候群の方の性生活に関する問題

過敏性腸症候群という名前を聞いたことはあるでしょうか? これは、小腸や大腸に病気などの異常が見つからないのに、便通の異常や腹部の不快な症状が続く病気のことです。 女性のほうが多く、年齢とともに減ってくることがわかっています。命に関わる病気で…

帝王切開の傷が感染しないように

2013年での日本での帝王切開率は18%と言われています。また、世界的にも帝王切開の比率は3割近くになっています。 帝王切開は赤ちゃんにとってはストレスの少ない出産方法ですが、お母さんにとってはお腹を切ることになるため、負担が大きく、帝王切開率をそ…

性行為の後の出血って大丈夫?

婦人科外来では不正出血で受診される方は非常に多く、そのほとんどがホルモンバランスの乱れであったり、中にはクラミジアや淋病が見つかることがあります。 そんな中でも、子宮頸癌や子宮体癌のように悪いものから出血していることも稀にあります。 そこで…

ニキビ治療が性生活に悪影響を及ぼす可能性

ニキビ治療で塗り薬を使ったりピルを内服する方もいると思いますが、なかなか治らないニキビに対して「利尿剤」というタイプの薬を使う事もあります。 名前としては、スピロノラクトン(商品名としてはアルダクトンと呼んだらします)という薬です。 この薬に…

子宮内に入れるミレーナについて

今回は、生理痛や生理の量が多い方の治療法となるミレーナについての論文をご紹介したいと思います。 基本的なことはこちら。 生理痛について その4 ミレーナ - 東日本橋レディースクリニック そして、今回ご紹介する論文はこちら。 Treatment of symptomati…

女性型の脱毛症について

男性型脱毛症としてAGA治療というものを様々な広告で見かけるようになりましたが、今回はその女性版ともいえる「女性型脱毛症」に関して説明したいと思います。 男性の場合は、前頭部や頭頂部が薄くなっていくことが多いのですが、女性の場合は、頭頂部の比…

下肢静脈瘤と腹痛の関係

慢性的に続く下腹部の痛みと、デリケートゾーンや太腿の裏に血管が浮き出ている方は、 骨盤内うっ血症候群 の可能性があります。 これは、骨盤の中の血流が悪くなってしまい、その結果として、何カ月も続く慢性的な骨盤痛や血管が浮き出る「静脈瘤」という状…

多毛に悩む方へ

最近では医療脱毛が広がってきていて、多毛の悩む方は減ってきているかと思いますが、どうしても脱毛に抵抗がある方もいるかと思います。 そこで、今回は多毛に関する論文をご紹介したいと思います。 Evaluation and Treatment of Hirsutism in Premenopausa…

子宮腺筋症のコントロールについて

https://www.obgyne.work/entry/2019/10/25/082221 以前、子宮腺筋症という状態について外科的治療に関する論文をご紹介しました。 そこで、今回は内科的な治療に関する説明をしたいと思います。 まず、子宮腺筋症というのは子宮内膜症の一種で、子宮本体が…

卵巣が腫れていると言われたら

お腹が痛みや検診をきっかけに、卵巣が腫れていると言われた方がいると思います。 女性は一生のうちに5~7%の確率で卵巣腫瘍が発生すると言われているため、それほど珍しい状態ではありません。 そして、その治療方針は大きく二つに分かれます。 一つ目は、ま…

妊娠したいけど生理痛もつらい

以前、妊娠を希望しているけれど、生理痛が辛い方にデュファストンという薬を継続して内服する効果について解説しました。 https://www.obgyne.work/entry/2019/10/12/180000 今回は、また違うお薬で、ロイコトリエン拮抗薬という薬を紹介したいと思います。…

デリケートゾーンにイボが出来たとき コンジローマかも

デリケートゾーンは比較的、出来物ができやすい部分です。 多くの場合は、毛嚢炎といって毛穴にバイ菌がはいって腫れてしまうケースや、粉瘤といって皮脂がたまる出来物が出来るのですが、中にはコンジローマと言って性感染症による出来物が出来ることがあり…

妊娠中の薬と子供の発達障害について

以前、不眠や不安障害の時によく使われるベンゾジアゼピン系という薬と妊娠の関係について書いたのですが、今回は同じようにベンゾジアゼピン系の薬や、ベンゾジアゼピン系の薬と似たような作用を持つ睡眠薬と、妊娠の関係について調べた論文をご紹介したい…

腫瘍マーカーで感染症の治療効果を予想する

今回は少し専門的な論文になりますが、興味深いものを見つけたのでご紹介したいと思います。 骨盤内感染症と言って子宮から細菌がお腹の中に入り感染を起こす病気についての論文です。 お腹の中の感染は腹痛や発熱の原因となり、軽いものであれば抗生物質で…

赤ちゃんのために禁煙する方法

以前から喫煙が妊娠に与える影響についてブログに書いてきました。 喫煙が妊娠に与える影響 - 東日本橋レディースクリニック そこで、今回はどうすれば禁煙できるかについて書きたいと思います。 もちろん、シンプルな方法は禁煙外来に通ってもらうことなの…

お産の傷を軽くする方法

経腟分娩をする時、特に初めてのお産の方であれば、どうしても会陰裂傷という傷が外陰部に出来てしまいがちです。 赤ちゃんの頭の大きさに比べて、腟の出口の広がりが足りないために裂けてしまったり、あるいは予防的に会陰切開と言って、切って広げることも…

子宮癌検診で引っかかったら

子宮頸がん検診で 要精査 という結果が返ってきた方は、心配で仕方ないと思います。 そこで、精密検査を受ける前に、検診の結果を詳しく解説したいと思います。 検診の結果の欄に ASC-US LSIL HSIL という見慣れない横文字はないでしょうか。これは、頸癌検…

クラミジア感染症と早産の関係

赤ちゃんが生まれる週数は妊娠37週以降を正期産と言って、赤ちゃんにとってよりリスクの少ない時期として定義されています。 そのため、妊娠36週以前に生まれることを早産と呼び、赤ちゃんにとっては週数が早ければ早いほど、リスクを伴うことになります。 …